本の出来上がりまで
お客様から頂いたデータがどのようにして本になるのかをご説明致します。
1.データ確認・サンプル作成
お客様から頂いたデータが問題なく出力ができるか、フォントの埋め込みや刷り位置などを確認します。
この時不備があった場合、お客様での修正後の再入稿をお願いしています。
その後、ページ順や見返し等の仕様確認のための仕上がりサンプルPDFデータを作成し、お送りします。
お急ぎの場合、入稿されたデータに不備が無いというご了承の元、サンプルデータの確認工程を省く事も可能です。
2.下版データ作成
お送りしたサンプルデータに問題がないとお客様から承認をいただいたら、印刷用の下版データを作成します。
この時、データの注意点や特別な仕様などがあれば後工程に連絡を行い、ミスを起こさない制作進行体制をとっています。
3.面付
下版データを、印刷に適したデータに加工します。
4.モノクロ・カラー出力
本の仕様にあわせ、カラー機・モノクロ機で出力します。カラー印刷はキャリブレーション機能を活かし再版時でも初回と同様の色味を再現できます。
位置合わせを行い、表裏が合うように調整を行います。
5.断裁
出力された印刷物を次工程で加工しやすいサイズに断裁を行います。
6.PP加工
表紙の保護と見栄えを良くするための透明フィルムを貼り付けるラミネート(PP)加工の有無が選択できます。PP加工ではツヤのあるグロスPPか、しっとりとしたマットPPが選べます。
※レザックのような特殊な用紙はPPをかけることにより特徴である質感が失われてしまいます。詳しくはサポートスタッフにご相談下さい。(お問い合わせまたはTEL:050-3690-3772)
グロスPP
マットPP
7.製本
指定された製本を行います。ぶっくりっくでは中綴じ・並製(無線綴じ)・ルーズリーフ(2つ穴)・上製(ハードカバー)が選べます。
8.仕上げの断裁(化粧裁ち)
最後に三方を断裁し、規格のサイズに仕上げます。この時表紙が傷つかないよう断裁機に工夫と注意をはらい、作業を行っています。
9.検品
製品が完成したら最後にもう一度キズ、ヨゴレ、乱丁や落丁などがないか、入念に確認します。
10.シュリンク
検品後、輸送時の傷つきを防ぐためまとめてシュリンク包装します。
ご希望のお客様には、1部ずつのシュリンク包装もお選びいただけます。
※ぶっくりっくではシュリンク包装のみも受け付けています。詳しくはコチラ
11.梱包
発送用ダンボールに詰め梱包します。内容物の確認を行い、傷つき・ガタつき防止用の緩衝材を使い丁寧に梱包致します。
12.発送
送り先伝票に間違いがないか確認し貼付、発送します。